【製品名】
MCパレットサブテーブル MC800P-110T
【導入前の課題や問題】
ワークサイズが600×600×600Hがあるが、主軸のY軸方向が機械テーブル側まで届かず、ワークの嵩上げが必要だった。
【対策と導入後の効果】
導入したMC800P-110Tは、高さが110㎜ありワークが加工エリアに入る寸法だったこと、またT溝加工がしてあるので、治具構築が柔軟に行るため採用した。
Q-ロックエレメント QLT19 マルチオートクランプ MR121A
ワークの着脱は機内作業の為、この間の機械停止時間が長い。また位置決めブロックへの手押し、クランプのボルト締め作業により手間がかかっていた。
Q-ロックエレメントを採用し、治具プレートを2枚にした。1枚が加工中に、1枚は機外でワークの着脱を行い、機械停止時間が25分短縮が出来た。またクランプをボルト締め方法を見直し、マルチオートクランプを採用し、クランプ作業時間は10分短縮できた。
クランプピン CPA-0610-2
基盤サイズごとに専用ジグを製作していた。ただサイズも多く、あわせて治具数も多くなり、使わない治具の管理や保管方法が問題に上がった。
治具の汎用性を考え、T溝入りのプレートを製作した。これに位置決めピンを組み込んだブロックと、基盤のクランプ用にCPA-0612-2を組み込んだブロックを製作し、ワークサイズにあわせて調整できるようにした。1つの治具で様々なサイズのワークが測定が出来るようになり、使わなくなった治具を処分できた。
Q-ロックエレメント QLA19
2種類の専用治具があり、治具交換の手間と精度の再現が困難なため治具を取り外すことはしてこなかった。このため治具ごとに立型MCが専用機化されており2台のMCが必要となっていた。このため、ワークの有無や数量によって、機械稼働率がバラついていた。
Q-ロックエレメント(空圧式)を採用し、治具の取り外し、取り付けを行うようした。精度の再現性も問題なく、専用化されていたMCが、状況に応じて使い分けが出来るようになり、機械稼働率のバラつきも解消できた。
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