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MCツーリングブロック(3面スタンダードタイプ)
マイクロスコープのモニター画像がぶれて観察しにくかったため除振対策を行った。
【製品説明】
高倍率の顕微鏡、画像検査器、精密なはかり、粗さ計、粘度計の床振動対策に最適です。低床タイプは機器の設置面高さがテーブル面から15ミリです。
プレス機の稼働中に摩擦測定器の検査データが安定しないため軽量マウントで振動対策を行った。
振動を嫌う軽量の装置にご利用いただけます。3軸方向(x,y,z)の優れた除振・防振性能を発揮します。許容荷重は2.1N(200g)~4N(6kg)までの軽荷重用としてご利用いただけます。
ワイヤカット機の段取り換えに用いるダイヤルゲージの針が振れてしまい、段取り換えに時間がかかっていため振動対策を行った。
主に産業機械、工作機械に使用されるプレートです。種々の振動状況に対応する8種類のプレートがあります。科学的耐性があり、オイルやグリースが使われる環境で、ご利用いただけます。また、永久ひずみ特性に優れており、据付後の沈み込み変化がほとんどありません。
精密装置の導入前に設置場所の環境測定を行ったところ、床の振動レベルが導入装置の振動基準値を超えていたため振動対策を行った。
振動を嫌う精密な製造・検査装置の床振動対策としてご利用いただけます。設置される床振動と機器の仕様により、設計製作いたします。パッシブとアクティブタイプがございます。
NC旋盤で加工したワークの仕上げ面に筋状の傷が残る不具合が発生。隣の工場のプレス機が稼動を始めると不具合が発生することがわかり、振動対策を行った。
5軸加工機の面粗度が目標値に達しないため振動対策を行った。
【結果】
面精度の目標値を達成することができた。
表面性状測定器の測定値のばらつきが大きく、測定ができない。
【原因/対策】
工場内のプレス機の稼動による振動が伝わって、障害となっていた。測定器の下に軽量マウントで除振台を作り設置した。
プレス動作時でも表面性状測定が可能となった。
減速試験機の振動が、事務所に伝わるため防振対策を行った。
試験機の脚として、レベリングエレメントを設置。
事務所に伝わる床振動が改善した。
防振プレートを使用したレベリングエレメントです。用途に合わせて、プレートの種類、ボルトの有無、計上、材質などを選択することできます。
加振装置から発生する振動が周辺の機械に影響を与えるため加振装置の下にラバー空気ばね(FAEBI)を入れて床への振動伝達を防止した。加振機から床に伝わる振動が減少し、周囲の機械への影響が無くなった。
詳細はありません。
プレスやパンチングマシンなどの衝撃を発生する機械に適しています。オプションで高さ制御装置があり、空気圧の制御により高さを一定に保ちます。より減衰性能が高いFAEBI-HDもございます。
床から伝わる振動が、ダイヤルピックを揺らしてしまい、ワイヤカット機の段取りに時間がかかっていた。
レジンコンクリートを使った除振台です。
電子天秤の測定値が落ち着かないため振動対策を行った。
ツール交換時に振動が発生。マガジンラックの足元にフット型マウントを設置した。
精密な検査器などの振動対策として、後付けができます。ダンパー調整機能により、減衰特性の調整ができます。積載荷重は、360N(37kg)~.2kN(328kg)と広範囲です。
インライン検査のため周辺の機械の振動が床を伝わり測定器に入り障害を引き起こしていた。測定器の足に防振パッドを設置し防振対策を行った。
産業機械、工作機械に使用されるエーテル系の発泡ポリウレタン防振パッドです。連続振動や衝撃振動などの振動にあわせて3品種16種類からお選びいただけます。オイルやグリースへの耐久性のほか、耐オゾン性、耐紫外線にも優れています。
机の振動が測定器に入っていた。軽量マウント、中量マウントを組み込んだ低床除振台を設置した。
工場内の振動が床から測定台に入っていたため低床除振台を設置した。
工場内の振動が床から測定台に入っていたため卓上除振台に粘度計を設置した。
超精密加工の加工面に傷が入る不具合が発生し対策を行った。
加工面に傷が入った原因は、ツールストッカー稼動時の振動だった。ツールストッカーの足にフット型防振マウントを設置して対策した。
加工面が改善した。
設置されてる荷物仕分けソーターが床振動を引き起こしていたため防振パッドで防振対策を行った。
荷物仕分けソーターの足にゲッツナー製防振パッドを設置した
床振動が感じられないほどに改善した。
プロファイラーの画像がぶれるため振動対策を行った。
工場内のプレス機の稼動による振動が影響しているため装置の脚に防振パッドを設置。
画像のぶれが無くなった。
工場内のプレス機械の近傍に測定投影機を設置しなければならず、振動障害が予測されるため防振パッドで事前対策を実施した。
隣の部屋のコンプレッサー振動が検査装置に影響(対策周波数50Hz)。アルミ板の上にコンプレッサーを載せ、その下に防振パッドを設置し、対策した。
チラーからの振動が周囲の検査装置に影響を与えていた。アルミ板の上にチラーを載せ、その下に防振パッドを配置し対策を行った。
顕微鏡を除振台の上に設置しているが、除振台の上に振動源があるため顕微鏡の画像がぶれる。顕微鏡を低床除振除振台上に搭載することにより対策を行った。
お客様の環境、仕様にあったマウントを設計、製作します。
振動を嫌う精密な製造・検査装置にご利用いただけます。コイルばねと減衰材の構成により優れた振動減衰性能を発揮します。許容荷重は0.1kN(10kg)~1.8kN(1200kg)まで幅広い製品をそろえております。性能、サイズ、許容荷重は、オーダーメイドも承ります。
カプセル錠剤自動質量選別機が振動の影響を受けてエラーになるため対策を行った。
隣接のカプセル充填機が加振源となっていた。充填機はゴムパッドを使用していたが、改善のため防振パッドに変更した。
ゴムパッドを使用していた時と比較して、振動が1/3に減少し、不具合が改善した。
ワイヤーカット原点出しの時の芯ブレが発生したため対策を行った。
隣接建屋のプレス機の振動が影響。ワーヤーカットの脚下に防振プレートを敷いた。
芯ブレが約1/5に改善
バキュームチャック VCM0303S
【導入前の課題や問題】
8㎜厚のアルミワークのポケット加工に際に、底面の肉厚が薄いため、マシンバイスでの加工では変形が生じて、上手く加工が出来なかった。
【対策と導入後の効果】
ワーク底面から吸着するバキュームチャックでの加工に変えて、クランプによる変形を気にすることなく、寸法精度も出しやすくなった。
測定機用治具システム MJIGS-8E アルミサブテーブル ALSB2525
製品別に自社で専用ジグを製作していたが、数も多く管理が大変だった。
汎用的に使える測定機用ジグシステムに切り替えて、専用治具の製作が減った。治具の管理も容易になり、測定に専念できるようになった。
マグネットチャック MTB304HD70S
ワークの歪みも多く、嵩上げブロックとジャッキでの初期の平行出し時間に60分以上かかっていた。また側面加工の際には、クランプ替えのため、機械を止める必要があり、機械停止時間がネックになっていた。
MTB304HD70Sをワークの4角に配置し、歪みを吸収するマグワークサポートでワークを受け、平行出しとクランプ時間が20分短縮できた。あわせて刃具干渉が無くなったので、機械を止める必要も無くなった。
マルチオートクランプ MT121AQ-ロックエレメント QLT19A
横押しの手締めクランプを使用して、20個取りをしていたが、締付時間が5秒×20個で100秒かかっていた。ワーク数量も多く、キリコ清掃やワーク着脱時間もあわせて30分かかっていた。
Q-ロックエレメントを採用して、機外でワークの着脱を行うことにした。この外段取り化によって25分の短縮が出来た。また1回の操作で締付けができるマルチオートクランプを採用し、締付時間の短縮に繋げた。
マルチシステムバイス 可動部 MSV300-IB
新規機械導入にあたり、当初マシンバイスを検討していたが、最大4台しか搭載できず、小物ワークの加工がネックになると判断した。このため小物ワークをより多く設置できるように、また長尺ワークや異形ワークにも1つの治具で対応できるようにした。
機械テーブルにあわせたT溝入り治具プレートを製作し、端面側に固定ブロックを配置した。クランプ方法は、マルチシステムバイスの可動部を採用した。口巾は56㎜なので、従来のマシンバイスのようにスペースをとらず、最大6ヶ取付が可能になった。あわせて可動部の位置をワークに応じて配置できるので、柔軟な対応ができるようになった。
トグルダウンクランプ 6803-2
ワークが異形のため、保持方法に時間がかかり、また測定中にワークが動いてしまった。
Vブロックにタップ穴をあけて、トグルクランプを取り付けた。トグルクランプで抑えることでワークが動かなくなり、セッティング時間も短縮できた。
トグルフッククランプ 6848H-2
横型MCへの油圧供給アタッチメントの取り外しが手間であった。またポカ防止の安全対策のため、アタッチメントが外れないようにしたかった。
アタッチメント取付ブロックの両側面にトグルフッククランプ、プレートにフックキャッチを取り付けて着脱を容易にした。また、アタッチメントの固定も確実となるのでポカ防止となった。
ナロウアングル BT516-216R ナロウアングル BT516-216L
5軸加工機でプレート加工を行う際に、ワークの取付誤差を無くすためにワンチャッキングで両面加工を行いたかった。
ナロウアングル2台を加工箇所を避けて配置し、両面から加工できるようにした。ワンチャッキングで加工ができるため、再芯出しの時間が不要になった。
ローウェッジクランプ LWC12
以前から外段取り治具の交換用にQ-ロックエレメント付のイケールを使用していたが、新規治具プレート製作にあたり、より多くのワークを取り付けれる治具にしたかった。従来は横押しのクランプを使用していた。
1つのクランプでワーク2個をクランプできるクランパーを検討し、ワーク寸法と加工内容、また治具製作費を考えて、ローウェッジクランプを採用した。従来と比較して、同じスペースの治具プレートに10個もワークを増やすことができた。
マグネットチャック MTB406HD70S
ワーク形状と加工内容から、上面加工、外周加工の2工程で分けているが、段取り時間に費やす時間が多かった。第1工程は、ワーク外周を横押しクランプを行うが、ボルトの締め付け量やバラつきによってワークが歪むため、熟練作業者がトルクレンチでピックを当てながら慎重に行っていた。
マグネットチャックによる下面クランプ方式に変更してから、治具干渉もなくなり、1工程で上面と側面の加工が出来るようになった。従来の横押しクランプで気にしていた歪みも気にしなくなり、だれが作業しても同じようにセッティングできるので、ロット数が100ヶの場合、クランプ時間だけで68分も短縮できた。
マグネットチャック MTB404HD70S
ワーク種類が多く、汎用性のあるマシンバイスを使用していたが、口開以上のワークを加工する場合、取り外しを行わなければならなかった。
社内でワーク位置決め用のサポートブロックを製作して、マグネットチャック上面に設置した。これにより、口開以上のワークも加工できるようになり、取り外しの手間が無くなった。
マグネットチャック MTB608HD70S
ワークをクランプの際に横押しのクランパーを使用していたが、端面の加工や面取りの際に、一度機械を止めて、クランプ位置を変える場合が多く、機械稼働率の妨げになっていた。
横押しクランプから下面から吸着できるマグネットチャックにクランプ方法を変えた。機械を止める必要もなくなり、心配していたSK材にも十分な吸着力があり満足している。
マグネットチャック MTB606HD70S
ワーク側面に前加工でクランプ取付用の溝加工を行っていたが、この加工のためだけに、加工機や時間も必要になっていた。
裏面を全面でマグネットチャックで受けるようにして、前加工の溝加工も不要になり、加工時間だけで30分短縮できた。裏面全面受けの為、ワーククランプ剛性が上がり、切削条件を上げることができた。
横押しクランプを使用した治具は、1プレートに付き10個取りだったが、加工時間も短く、ワークの着脱時間が方が時間がかかっていた。より多くのワークが取付けができるように改造して、機械を止める時間を減らしたかった。
従来の横押しクランプと比較して、よりコンパクトなローウェッジクランプLWC12に変更しスペースを確保した。このため、1プレートにつき10個取りの治具からから18個取りの治具となり作業効率が上がった。
5軸マシンバイス LT5AU100
航空機部品の長尺ワークの加工が、都度クランプの取り外し、ワークの向き変えが発生し、社内で工程集約がテーマになっていた。このため、ワンチャッキングで加工、無駄なカッターパスの排除、専用ジグの削減を軸に検討を行った。
ワークを嵩上げしてクランプできるLT5AU100を複数台並べて使用する治具に変更した。もともと主軸干渉を考慮してあるバイスのため、カッターパスに悩まされることもなく、加工時間が短縮された。
スイングクランプS型 SS-35
クランプが大きく治具にワークが1面に1個しか取付が出来ない。このため、12時間稼働の場合、1日24個しか生産が出来ずに予定していた生産数量に達していなかった。
全長の短いスイングクランプS型に変更して、デットスペースに治具を追加し1面につき2個取り治具に改造した。このため1日40個の生産が可能になり、予定数量に達することができた。
Q-ロックエレメント QLT19 マルチオートクランプ MR121A
ワークの着脱は機内作業の為、この間の機械停止時間が長い。また位置決めブロックへの手押し、クランプのボルト締め作業により手間がかかっていた。
Q-ロックエレメントを採用し、治具プレートを2枚にした。1枚が加工中に、1枚は機外でワークの着脱を行い、機械停止時間が25分短縮が出来た。またクランプをボルト締め方法を見直し、マルチオートクランプを採用し、クランプ作業時間は10分短縮できた。
クランプピン CPA-0610-2
基盤サイズごとに専用ジグを製作していた。ただサイズも多く、あわせて治具数も多くなり、使わない治具の管理や保管方法が問題に上がった。
治具の汎用性を考え、T溝入りのプレートを製作した。これに位置決めピンを組み込んだブロックと、基盤のクランプ用にCPA-0612-2を組み込んだブロックを製作し、ワークサイズにあわせて調整できるようにした。1つの治具で様々なサイズのワークが測定が出来るようになり、使わなくなった治具を処分できた。
クランプマスターバイス EVS100-4
ボール盤作業で、ハンドルを回すバイスを使用していたが、ワーク数量も多いため、作業性アップと作業者への負担軽減を改善テーマにした。
レバー操作だけでクランプができるクランプマスターバイスに変更して、「ハンドルを回して固定」から「ハンドルを押して固定」に変わり、作業時間が50%も早くなった。作業者の負担も、従来はワークを外すときやクランプをするときに力が必要だったが、クランプマスターバイスに変更後、軽い力で良くなり、負担の軽減につながった。
マグネットチャック MTB608HDマグワークサポート MWS-R76A-45
ワーク素材の歪みが大きく、歪み取りに時間がかかっていた。また上下面の面削で側面をクランプするとクランプ歪みが出てしまい、さらに、ワーク中央にサポートジャッキが入らず、加工中にビビりが入っていた。
ワーク素材の歪み取り時間の短縮、クランプ歪みの解消のため、マグネットチャック5枚にマグワークサポートを並べて、機械テーブルへ設置した。歪みの取りにかかっていた時間がワークサイズによっては70%削減出来た。さらにクランプ時間の短縮のため、オペレーターがワークの周りを移動せずにクランプすることとし、マグネットチャックのケーブルを1ヶ所に集約。クランプ作業だけで15分から3分に短縮された。ワーク中央もマグネットチャックで確実に吸着、サポートが出来るようになり、加工中のビビりも解消された。
マグネットチャック MTB406HD70S リフト機能付きマグハイトブロック MHBL-R70C-45
ワーク変更による、治具構築時間が人によってばらつき、40分以上かかっていた。マグネットチャックを使った治具製作時間の短縮は以前より構想はしていたが、材質がSK材だったため、過去の経験上、吸着力の問題、ワークの取り外しに時間がかかるため実施できなかった。
メーカーからテスト機を借りて、テストカットを行った。吸着力の問題はなかったが、念のため側面のタップ穴を利用して、位置決め用と切削抵抗受けのアタッチメントを取り付けた。位置決め用のアタッチメントでワークサイズが変わっても当りが取れるので、狙い通り、治具構築時間が30分削減できた。またワークの切り離しに関して、リフト機能付きマグハイトブロックをマグネットチャックとワークとの間に組込み、簡単に行えたので、何ら問題が無かった。
Q-ロックエレメント QLA19
2種類の専用治具があり、治具交換の手間と精度の再現が困難なため治具を取り外すことはしてこなかった。このため治具ごとに立型MCが専用機化されており2台のMCが必要となっていた。このため、ワークの有無や数量によって、機械稼働率がバラついていた。
Q-ロックエレメント(空圧式)を採用し、治具の取り外し、取り付けを行うようした。精度の再現性も問題なく、専用化されていたMCが、状況に応じて使い分けが出来るようになり、機械稼働率のバラつきも解消できた。
サポーティングアーム 6895-6
2本のアングル溶接に、2つのトグルダウンクランプを使用していたが、ワークサイズや治具プレートによって2つ取付けるスペースがなく、保持方法に困っていた。
サポ―ティングアームをトグルダウンクランプの先端に取り付けて、2本のアングルを同時に保持することにした。設置スペースの問題も解決できた。
ワークにあわせて手締めの治具を構築していたが、これが作業の大半を占める日もあった。このため、治具構築時間の削減をテーマとした。
下面吸着によるマグネットチャックを採用して、手締め治具を廃止した。今までの治具構築時間に費やしていた時間を他の作業に振り分けることが出来て、段取り時間の削減と生産性が向上した。
ワークにあわせて手締め治具を構築していたが、1回の生産量もなく、都度バラシが必要だった。
治具の構築・バラシ作業を省くため、汎用的に使えるマグネットチャックを採用した。4角に取り付けていたクランパーが無くなったので、従来よりも大きなワークが、同じ機械で加工できるようになった。
マグネットチャック MTB508HD70S
従来、上押しクランプで、ワーク上面をクランプしていたが、上面全加工のため、1度クランプを取り外して、別の場所にクランプする必要があった。1回目が30分、2回目は20分、合計50分もクランプの取付作業に費やしていた。
クランプ方法を上面クランプから下面吸着するマグネットチャックに変更した。このため刃具干渉の心配がなくなったので、クランプを取り外すこともなく、連続して加工が行えるようなった。
マルチオートクランプ MR121A
内製の5個付け治具で1日500個加工していたが、クランプはレンチ操作が必要な横押しクランプを使用していた。このため、クランプとアンクランプのレンチ操作だけで、1個あたり10秒かかっていたので、より早くできるように改善を行った。
レンチ操作が不要なマルチオートクランプを採用した。工具レスでワークの着脱が出来る為、ワーク1個当たり、約8秒の短縮が出来た。同じ500個/日の生産の場合、8秒×500個 4000秒/日 約67分/日の時間短縮が出来た。
測定機用治具システム MJIGS-8E アルミサブテーブル ALSB4555
測定時間の短縮をテーマに、治具の見直しを検討した。測定するワークの数量が多い為、専用治具の製作を行っていたが、類似ワークも多く、あわせて治具の保管場所にも困っていた。(製作コストと時間ロス、スペースの無駄)
本当に専用治具が必要かどうか、購入した測定機用ジグシステム MJIGS-8Eで実際に組み立ててから判断をするようになった。これで対応できるものは、治具製作を止めて、必要な場合のみ専用治具の製作とした。セット内容がコンパクトのため、保管場所の問題もなく、使わない治具の処分を行った。
フレックスサポート FLS88R
球面なワークやバランスが悪いワークが多く、機械加工で使用するジャッキやクランプで都度、治具構築をしていた。ただワークによって30分以上かかる場合もあり、効率が非常に悪かった。
ピンがワークに沿ってくれるフレックスサポート採用した。ワークの安定性も良く、単純にワークを置いてレバーを回すだけなので、治具構築時間が無くなった。ワークが大きい場合も、4角にフレックスサポートを並べるだけなので治具に悩むことが無くなった。
インサートノズル TJ2B-4
機械に取り付いていたノズルでは加工中にが緩み、狙ったポイントに切削油が当たらず、ドリルが焼き付きついて、加工不良になった。
カタログより、取付サイズが同じインサートノズルTJ2B-4を選定した。取付も全く問題なく、社内で製作する手間を考えると、購入品の方が安くできた。また加圧に強いため途中で曲がることもなく、ポイントに確実に当たるようになった。
オートレベル調整式防振定盤 TMT1828+複合マウント
試験用定盤の階上設置に伴い、アンカー固定を行う定盤では試験振動が建屋に伝わり、階下の部署から苦情が出ていた。あわせて建屋へのダメージが懸念されていた。
振動を伝えないため、アンカー固定方式から、防振ユニットを組み込んだ防振定盤を採用した。床下に振動が伝わらなくなり、苦情が無くなった。
アンカー固定を行う定盤で駆動試験を行っていたが、縁切りをしていたにも関わらず、隣接した定盤へその振動が伝わっていた。このため、試験結果に影響が出ることから、互いに時間調整を行い作業を行っていた。
振動を伝えないように、アンカー固定式定盤から、防振ユニットを組み込んだ防振定盤に変更した。振動が隣接する定盤に伝わらなくなり、時間の制約が少なくなった。
レベリングブロック M50SC
海外の顧客に装置を納入、据付を行うが床レベルの差が大きいため、ライナーを持って行った。但し、ライナーの重量もあり、また枚数が足らなく場合を考えて余裕を持っていく必要があった。
装置に調整ストローク量の大きいレベリングブロックM型を採用した。この結果、ライナーの枚数が減らすことができ、準備時間の削減と費用削減につながった。
防振フット BFH075D13025
ライン化している自動搬送の振動対策をゴム材料で行っていたが、油回収装置が無く、足に油に浸かる為、ゴムがすぐにへたってしまい、定期交換が必要だった。
油への耐性があるゲッツナーパッドを使用した防振フットに交換したところ、性能の低下がなく、定期交換が不要になった。
ビルトイン防振マウント BBL20D007
レーザー治療器に搭載されるコンプレッサーの振動除去に、ゴム製の防振材を使用していたが、病院内で使用するため、より効果のある振動対策を求められていた。
ゴム製より性能が良いビルトイン防振マウントに注目した。テストの結果、振動除去性能が高く、また長期的にメンテナンスが不要なこと、また価格面でも問題がなかったため採用した。
フット型防振マウント VFM130
工作機械の加工振動が伝わり、測定のエラーやバラつきが発生した。
足元にフット型防振マウントを設置した。加工振動が遮断でき、エラーが発生しなくなった。振動による中断がなくなったため、作業性も向上した。
低床除振台 VLS3045-030HD
高倍率のマイクロスコープに、他社の空気ばね除振台を使用していたが、最高倍率にすると、モニター画像がブレてしまった。またエアーチェックのメンテナンスも必要だった。
除振台VPG3045-030HDに交換した。最高倍率にしても、モニター画像にブレなくなり、作業性が良くなった。またエアを使わないので、持ち運びも容易になり、メンテナンスの手間も無くなった。
低床除振台 VLS3858-070HD
マイクロビッカース硬度計の振動対策に、他社製の卓上型空気ばね式除振台を使用していたが、ステージの位置出し後に発生する揺れの収まりが悪く、画像のブレが1秒続いた。また倍率が1600倍にした場合、マウスをクリックした振動が装置に伝わっていた。
高減衰タイプの低床除振台VPG3825-070HDに交換した。画像のブレが1秒以内に収まり、作業性が良くなった。また倍率を1600倍に設定して、マウスをクリックしても振動が伝わらなくなった。
スイングボルト SBS08075
機械部品の搬送に対して、従来は、ワークに直接吊り帯を巻き付けて、クレーン操作を行っていた。ただ、重量も重く、ワークバランスが悪いため、安全性の確保と作業時間に個人差があった。
ワークの保持部には、スイングボルトを使用し、確実に、安全に保持できるよう専用吊り具を製作をした。作業時間も個人差が出なくなり、ワーク保持動作の標準化ができた。
Q-ロックエレメント QLT26
1ロットが2000枚単位のアルミワークの加工を行っているが、内段取りでのワーク着脱と交換により機械停止時間が約15分/回も費やしていた。ワークの着脱作業を1日に8回行った場合、120分は機械が停止した状態だった。
Q-ロックエレメントを採用し、外段取り方式に変更した。機内で加工中に、作業者は機外でワークのセッティングを行い、加工終了後に治具プレートの入れ替えだけで済むので、機械停止時間が3分となった。この結果、1日当たりの加工枚数を増やすことができ、他の仕事も進めれるようになった。
マグネットチャック MTBP630HD70S
ロ630横型MCの新規導入を行い、従来の□500のイケールをブッシュ穴加工用治具として使用した。但し、治具の位置決めやクランパーによるセッティング時間が30分以上必要だった。
□500のイケールのクランプ作業をスイッチ操作だけで済むマグネットチャックに変更した。本体に高さ位置決め用のマグハイトブロックや側面に位置決めプレートを設置し、段取り時間が10分程度になった。
Q-ロックエレメント QLT32
□630横型MCの新規導入を行い、治具製作時間と製作コスト削減のため、従来から使用している□500のイケール治具も活用できないか検討した。あわせて□500横MCの仕事量が多い場合でも□630横MCでも回せる体制作りを行った。
□500のイケールのベース部裏面にQ-ロックエレメントQLT32ブッシュを取付け、□630側の8パレ中1パレにQLT32ピンを取付けたベースプレートを作成、□500のイケールを追加できるようにした。Q-ロックエレメントの採用で、イケールの取付け穴の問題はなく、イケール交換の際の位置決め手間がないため、簡易パレットチェンジャーのように使用している。
普段はマシンバイスでの作業が大半だが、バイスではつかめないワーク形状の場合、クランパーによる治具構築を行い、30分~40分程度の時間を費やしていた。またワークによっては治具材料も足らないこともあり、他の機械から借りてきたり、市販品の納入を待ったりして時間のロスが発生していた。
改善目標として治具構築時間の短縮をテーマとし、展示会でみたマグネットチャックに注目した。社内にあるマグネットチャックと異なり、ミーリング加工用であったこと、ブロックやプレートで位置決めが簡単に行えること、吸着方向からワーク形状の対する自由度が高いことから採用をした。治具構築時間も10分程度になり、また治具材料の不足もないので、時間ロスが大幅に削減できた。現在では嵩上げ用ブロックを内製化し、共削りによる貫通穴加工を行うなど、加工の幅を広げている。
ローウエッジクランプ LWC12
以前はワーク形状にあわせて成形したバイス口金治具を使用していたが、ロットも少なく都度の口金交換と位置決めが手間だった。またワークがバイスの口幅より大きいためワーク位置決め時間もかかっていた。
メーカーに紹介してもらったローウェッジクランプをベースにしたプレート治具に変更し、バイスで挟む方式に変えた。クランプの大きさもコンパクトのため、治具プレートが小さくでき、治具の取付けが楽に行えた。ワークの取付けにくさも改善され、だれでも簡単にセットが行えるようになった。
クランプマスターバイス ETS75-3 クランプマスターバイス用口金 VB75
数量が多い刻印作業で、ネジ式のバイスを利用していたが、ワークの着脱作業を手間だった。また円柱ワークの姿勢を安定させるのも時間がかかっていた。
商社様の勧めで、レバー操作だけのクランプマスターバイスに変更した。ハンドルを回す必要がないため、着脱作業の手間も軽減した。また円柱ワークに対して、V溝がカットしてあるVB口金を利用。簡単にセッティングを行えるようになった。
【製品名】
マグネットチャック付MCアングルプレート GTM500-406HD リフト機能付きマグハイトブロック MHB L-R70C-45
以前、ワークセッティングの時間短縮にマグネットチャックの導入を検討していたが、ワーク材質がSK材であることによる吸着力の不安、残留磁気によるワーク取り外し手間がかかるのではないかと導入を見送り、手締めクランプを利用してきた。
□500横型MCの新規導入にあたり、イケールとクランプをメーカーに相談。メーカー担当者よりSK材でもマグネットチャックを使用した加工例があること、磁気が残ったままのワークの取り外しに、切り離しができるブロックがあることを提案を受け、ワークの着脱時間改善のため導入を決めた。想定通り、加工はもちろんだが、ワーク着脱時間が10分以上から3分に短縮され、ワークの切り離しに関しても、リフト機能付きマグハイトブロックを使用すれば問題ないことが確認できた。
MCパレットサブテーブル MC800P-110T
ワークサイズが600×600×600Hがあるが、主軸のY軸方向が機械テーブル側まで届かず、ワークの嵩上げが必要だった。
導入したMC800P-110Tは、高さが110㎜ありワークが加工エリアに入る寸法だったこと、またT溝加工がしてあるので、治具構築が柔軟に行るため採用した。
5軸マシンバイス 5AU-75-130 Q-ロックエレメント QLA-KS10.3 エアーブローガンバルブ QLA06G
機械テーブルのロータリーテーブル用治具はワーク形状によってマシンバイスとチャックを使い分ける必要があり、交換時間が10分以上かかっていた。
メーカー担当者に提案を受けたQ-ロックエレメント(空圧)とエアーブローガンバルブを組合わせたロータリーテーブル用のベースプレートを採用、装着した。あわせて機械テーブルへの平置き用にも同じシステムを組んだベースプレートを採用し、ロータリーテーブルと平置きの間を同じ治具を行き来できるようにした。ワークに応じて、同じ機内で平置き側でワークを加工後、これをクランプしたままロータリーテーブルへ装着できるので、治具+ワーク交換時間は1分程度で行えるようになった。
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